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2016年2月19日金曜日

頭の悪い人たちがまるで、自分は頭がいいのだと主張するように議論をしているのを眺めるのは悲しい。

頭が悪いと断じられる人の議論は、一目で頭が悪いと分かるのだ。例えばこうだ。「お日さまが東から上ることは正しい。だから私の意見は正しいのだ。でしょ。」だ。でしょではない。お日さまが東から上ることと君の意見は何の関係もないではないか。何の関連もないではないか。バカがたくさん集まって、ねえ正しいよね。私たちはみんな同じ事を考えているもの・・と語り合う。褒め合う。何のことはない。みんな、君らはみんなただのバカなのだよ。だけど、彼らはバカだから。そんなこと言ってあげる必要もない。こちらに被害が及ぶことにもなりかねないのだから。・・なんてね。

2016年2月7日日曜日

石橋里絵さんへの私信「記憶間違いの間違い」

貴女の文章が僕に推測させたのは、彼女は昔は、あるいは昔から雑巾を「ぞうきん」と読んだのだ・・だった。根拠はある。彼女はあの頃にはもう雑木林を読めたし、三角巾も読めたはずだ。考えてみると「巾」なんて字面も音もヘンな漢字なのだ。簡単すぎるのだ。単純すぎるのだ。布巾もいつも使っていたに違いない。「布」は「ぬの」だし「し(く)」だ。「ふ」であり「ぷ」だけれど、「きん」とは読めない。大人になって布の意味が「雑布」をぞうきんと読ませたのだな・・と。
キィボードを叩くのではなく、画面をタップするのでもなく、頭をカラにして、鉛筆やボールペンで紙に「ぞうきん」を漢字で書き取りしたら雑布とは書けないのではないだろうか。書かないのではないだろうか。こりゃ「ざっぷ」「ざつぬの」なのだ。
僕の使った言葉の意味は、「私は間違っていたのだなあ」というのが間違いだ・・だ。貴女は間違ってなどいない。最近になって「えっ」「雑布だよな、雑巾じゃないよな」と「ずっと前にそう覚えたし」というように記憶を上書きしてしまったのではないか・・と。
上手く説明できないけれど。日常生活の中で、不思議なことにこだわったり、悩んだり、面白いことを考えている貴女は、やっぱり面白いヤツです。ウン、面白いです。