身体が上手に動かないことにイライラした。流れがスムーズでない自分の動作に少し驚いた。サイフの取り出し、ボタンの押し方、その切符をどうやって保管していたのか、サイフはバッグのどこにいれていたのか。毎日、しかも何度も繰り返していた作業をもはや覚えていない。上手にできない。自分がどんなバッグを使っていたのかさえ忘れてしまっている。
高校生の頃まで、電車とは市内を走る路面電車=市電のことだった。鹿児島中央駅・・・その頃、この駅は西鹿児島駅だったのだけれど・・・で乗車するのは電車ではなく「汽車」または「列車」だったわけで。どうゆうわけか今でもココではそれは電車ではなく列車でしかない。谷山駅のホームで電車を待つ私の耳に聞こえてきたのは「まもなく列車が入ります」というアナウンスだった。
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