これもまた,むかしむかしの話で,僕は一度だけ志村けんをみかけたことがある。
それは彼が何かの不祥事で芸能界を干されていたときで・・自粛していたときで・・夕刻の原宿でのことだった。みかけたといってもすれちがっただけで,声をかけたわけでもない。どうして僕がそんなトコロにいたのかも覚えてはいない。誰かと一緒だったとは思うけれど,それが誰だったのかは忘れてしまっている。僕が原宿にひとりでいくわけはないからだけれど。
だからどうしたという話ではない。オチもない。教訓もない。新型コロナの騒ぎの年に,彼が亡くなったということも,ほどなく忘れてしまうのだろう。そう思う。
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