あおさが足りないとか深さが足りないなんてレベルではないのだ。雲が淀んで空を隠している。何よりモンシロチョウの白の白さが弱すぎる。もっとはっきりした白が欲しいのだ。
この騒動が落ち着いたら,季節が変わったら,モンシロチョウが落ちていきそうな空を眺めに行こうと思う。
長野の友人が送ってくれたブドウに齧り付きながら思った。
そうだ。長野へ行こう。小海線を揺られるのは好きだ。このまえ,小淵沢の駅を降りたのがいつだったか覚えてもいない。昭和だったことだけは確かだ。
あかいとりのブログです。 モンシロチョウが一頭、空の底に向かって落ちていきました。碧く深い空の底へむかって落ちていきました。深く深く・・です。 目をこらすと様々な風景が見えてきます。
あおさが足りないとか深さが足りないなんてレベルではないのだ。雲が淀んで空を隠している。何よりモンシロチョウの白の白さが弱すぎる。もっとはっきりした白が欲しいのだ。
この騒動が落ち着いたら,季節が変わったら,モンシロチョウが落ちていきそうな空を眺めに行こうと思う。
長野の友人が送ってくれたブドウに齧り付きながら思った。
そうだ。長野へ行こう。小海線を揺られるのは好きだ。このまえ,小淵沢の駅を降りたのがいつだったか覚えてもいない。昭和だったことだけは確かだ。
どしゃぶりではない。晴れてはいない。灰色の重そうな色の雲・・こいつは私の呼吸を荒くさせるのだ。
父が与えてくれた鉛筆削りにどんな絵が描かれていたのか覚えていない。私は鉛筆削り用のカミソリが欲しかったのだ。父が小刀で器用に鉛筆を削っていたからだ。友人たちの多くが購買部で売られているカミソリを持っていたからだ。
こんな安物の鉛筆削りでも結構役に立つ。小さなカッターではたくさんの鉛筆を削るのに時間がかかる。電動鉛筆削りはウルサくて,なによりあっという間に,鉛筆を食べてしまうからだ。
あした天気になりますように。